昨日は論文が進まなくて、恋人に誘われて彼女の地元の街でうなぎを食べた。いまはなんでも値上がりしていて、うなぎも例外なく価格があがっているのだけれど、行った鰻屋は1500円で鰻丼が食べられる場所だった。駅の近くの、再開発から奇跡的に免れているような、木造でコの字カウンターのお店。論文を進めたかったのでお酒は我慢して、ウーロン茶を頼んだ。串物と小さな料理を少したべて、さいごにうな丼をゆっくり噛んで食べた。少し仕事の悩みを話した。彼女は仕事の話になると突然別人格が現れる。具体的にいうと、背がシャキッとして、顔に社会性がでるというか、普段見ている顔とは別の顔になる。それが少し怖い。会社の先輩に話しているみたいで、この関係のままなら、結局仕事の話を対等にできることはないんだろうなと思う。説教されているみたい。最近はそれはそれでいいのかなと思っている。プライドを削られる訓練だと思うことにしたい。

明日提出の論文がなかなかおわらない。いつもこんな状態で、結局後で後悔するんだろうな。もう少し自分の時間をつくりたい。